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電気装置基礎編 その31 DBW(ドライブバイワイヤ) 


※当ページは過去に配信したメールマガジンのバックナンバーですので、記載内容と
現在の状況(リンク含む)とに相違がある可能性がございますのでご了承ください。


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☆★☆★
★☆★   マイカーを持つ人におくる、★脱しろうと★ のススメ
☆★
★        2011年7月26日(火) <Vol.126>

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これも何かのご縁だと思います♪
あなたのカーライフを徹底的にサポートさせていただきますので、どうぞ末永い
お付き合いを心よりお願い申し上げます (*- -)(*_ _)ペコリ


<本日の目次>

1.前述
2.本編: 電気装置基礎編 その31 〜 ドライブバイワイヤ(DBW) 〜
3.プロへの軌跡と奇跡 「ターニングポイント」第3章 3軌跡目
4.編集後記
5.★ 維持費削減への第一歩!下げれるコストは下げましょう ★
6.バックナンバー一覧 
7.☆ホームページ更新情報☆
8.お知らせ+相互紹介のコーナー
9.裏編集後記 



□ ■ □  前 述  □ ■ □

ついに梅雨も明け、本格的な真夏が目前に迫っている今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

改めまして、今号からご購読の皆様はじめまして m(_ _"m)

すでに朝の通勤だけで汗だく…。午前中で体力を使い切ってしまっている
体力ゼロ人間、カーライフプロデューサーことテルです ( ̄Д ̄;)

これがテルです⇒ 著者プロフィール


節電の影響もあると思いますが、駅のホームや電車内がとにかく暑いです…。
電力ピーク時にエアコン使用を抑えるのは理解できるのですが、そうではない
通勤ラッシュ時に抑えるのはいかがな物かと思いますねぇ。
かと思いきや、駅員が待機している改札脇の事務所のような所からは

「これでもか!!!」

というくらいの冷気が流れてきています ヾ(--;)おいおい

何か腑に落ちない気がするのは私だけでしょうか (-"-;)


今回は皆様にお伝えしたい事がたくさんあります。

@ファルコン&ネプチューン正式販売開始
Aにんじん君 マキシマムドライブ特別販売実施
B★カーライフサポートネット@フェイスブック★が遂に公開!

それでは順番にご紹介していきます。


@ファルコン&ネプチューン正式販売開始

今まで様々な商品購入時の特典としてお付けしていたファルコン&ネプチューンが、
遂に正式販売となりました。
正式販売直前にブリッジカンパニーさんと私とで行った会合において、更なる進化が
無ければ体感しにくく、商品化として厳しいという結論に至りました。
そこから最終的な仕上げを施して正式販売に至ったという事になります。
つまりこれは、今まで特典として入手された多くの方々にとっても朗報という事です。

正直言って、私は正式販売に至る前のファルコン&ネプチューンに関しては

「効果出てる?」

という感じが否めず、商品化は厳しいと思っていました。
しかし正式版になった物を取り付けてみると

「あれっ!?」

いやぁ…。正直期待していなかったというと非常に申し訳ないのですが、見事に期待を
裏切られたようで本当に驚きました。

ファルコン&ネプチューン正式版の詳細は、下記リンクよりお確かめ下さい。

ファルコン&ネプチューン取付けキット


Aにんじん君 マキシマムドライブ特別販売

にんじん君ツインGTの最上級グレードであるにんじん君ツインGT MAXですが、
実はにんじん君という看板ではないスタイル(商品名:マキシマムドライブ)で
販売を行う予定がありました。

ありましたという表現から何となくお察しいただけると思いますが、結果的には
販売は行われません。

見た目が違うとは言え、中身は言うまでも無くにんじん君ツインGT MAXそのものです。

このマキシマムドライブは販売前提での生産が行われましたが、結果的に販売中止という事で
MAXに作り変えて販売する事も検討されました。
しかしそれは再生産同等のコストが必要となり、売れば売るほど赤字になってしまいます…。

そこであえてMAXに作り変えるのではなく、マキシマムドライブそのままで販売する事
になりました。

もちろん在庫限りになりますが、逆にこれをにんじん君を広める一つのきっかけにするべく、
破格での特別販売を受注させていただきます。

にんじん君ツインGT MAX 通常価格:¥26800
にんじん君マキシマムドライブ 特別販売:¥19950円(税込)

特別販売では、以下の特典が付帯いたします。

・ファルコン&ネプチューン正式版
・取付けに必要な高級工具
・脱★悪燃費走行★のススメ(Ver.3)

その他の詳細は下記リンクよりお確かめ下さい!

にんじん君マキシマムドライブ特別販売


Bカーライフサポートネット@フェイスブックが遂に公開!

このメルマガを読んでくださっている皆さんは私からの情報発信を受け取っていただいて
いる環境にいますが、しかし基本的には一方通行…。
日々、様々な方からメールによるご質問をいただいていますが、いざメールをしようと
思っても意外と面倒だったり敷居が高いように感じてしまったり…。

そこで思ったのは、

「もっと身近で、疑問に思ったその時に聞く事ができる環境を提供できないか?」

その答えが、カーライフサポートネット@フェイスブックです。

フェイスブックはよく分からないから使っていない…。
本名とか顔写真とかはちょっと…。
まだ登録してないし…。

いやいやちょっと待ってください。

よく分からないという理由の方は、カーライフサポートネット@フェイスブックだけ
を取り合えずご活用ください。
疑問に思ったら投稿していただければ私がお答えしますし、他の方々の疑問や回答
などを見ているだけでも、結構勉強になると思います。

本名や顔写真を懸念されている方。
それがフェイスブックのいい所なんですよ〜♪

頻繁に問題になっている誹謗中傷の書き込みや、意味不明な勧誘メールなどがネット上
では常につきまとうイメージがありますが、実名&顔写真があるだけで

「真の大人としての情報交換、交流」

が可能となっているのです。

もちろん偽名登録や他人の写真など、いくらでも回避する事は可能でしょう。
しかし他に比べればかなり環境としては良いと私は感じています。
もちろん特定ユーザーのブロック&違反報告も可能です。

登録していない方は最も簡単です。
これを機に、登録しちゃいましょう♪

カーライフサポートネットのトップページに@フェイスブックの窓口を用意しています
ので、「Like(いいね!)」ボタンのクリックをするだけで参加可能となります。

未登録の方でも、いいねクリックをする事で登録画面へと移行していきます。

@フェイスブックを役に立つ場所にするためには、とにかく参加者が増える事が
基本となります。
私は欠かさず回答していくつもりですが、別に私だけが回答しなくても良いと思って
います。他の方々からの意見なども交える事で、情報が洗練されてより良い情報収集
になると確信していますので。

という事で、ちょっとでも興味がある方は是非とも「いいね!」をお願いします。

「まだ全然少ないじゃん…」

というのはごもっともです。まだ公開して間もないですから(汗)

だからこそ、皆さんからの温かい「いいね!」をお待ちしております。

これは私から本気のご協力依頼です 八(^□^!) お願いします!

カーライフサポートネット@フェイスブック


という事で、本日も最後までお付き合いくださいませ m(_ _"m)ペコリ


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

● このメルマガの趣旨説明 (初めての方はお読みください)

このメルマガは、車の知識が素人以上プロ未満の方を対象としています。

「あーだこーだわからない事を説明されて気づいたら高額な請求になっていた。。。」

ということは日常茶飯事ですが、このメルマガを通して、皆様が少しでも不必要な修理、
部品交換をされずに済む様になっていただくため、心をこめて丁寧に説明していきます。

目標はずばり、

☆このメルマガがきっかけで車の維持費が安くなった☆

と言っていただくことです!

車を安く維持していく上でまず大事なのは、『適切な修理依頼ができる!』 事です。
さらに、ご自身のカーライフに適合した保険会社の選択、低燃費走行、その他本当に
必要な最低限の契約を心がける事が、豊かな暮らしをする為の大事なポイントです!

普段節約生活をしているのに、車の維持費は固定費だと思っている方! 必読です。
このメルマガを購読していただいたからには、間違いなく維持費を下げて見せます。


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● 今回のテーマは

☆ 電気装置基礎編 その31 〜 ドライブバイワイヤ(DBW) 〜 ☆
  
 です。

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◆全体概要編の狙い(初めての方はお読みください)


まずはみなさんに車の基礎知識をお話ししています。
メカニズムはもちろん、車の機能や運転方法もお話ししています。

基礎知識と言えども、素人の方には難しい話しがあるかもしれません。
そこはスルーせずに遠慮なくメールで質問してくださいね☆

理解していただけるまでとことん付き合います!


バックナンバーは
メルマガバックナンバー一覧 へどうぞ。




今回も、皆様のカーライフを充実させる情報を発信していきます♪



□ ■ □ 本 編 □ ■ □

☆ 電気装置基礎編 その31 〜 ドライブバイワイヤ(DBW) 〜 ☆

ドライブバイワイヤをお話しするためには、まず「スロットルバルブ」という部品
についてお話しする必要があります。

エンジンの出力調整は混合気量の増減によって行っているのですが、その基本と
なるのは「吸入空気量(吸気量)」の調整です。

ガソリンを効率よく燃やすための「ガソリン:空気」の比率というのはある程度
決まっており、一般的に「1:15(14.7)」が理想的な比率と言われています。

つまり吸気量さえ計測できれば、その吸気量に応じたガソリン量を計算する事が
可能となるわけですね。

逆にガソリン量を決めて、それに応じた吸気量を…という考え方も成り立ちそうですが
これはNGです。

なぜなら、車側が

「今から50cc噴射するから、750ccの空気を吸ってくれ!」

というのは、エンジンのコントロールとしては不自然だからです(笑)

吸気量というのはピストンの運動量(エンジン回転数)に比例しますので、エンジン
回転数に合わせたガソリン噴射を行うのは当然です。
逆にエンジン回転数を無視して、一歩的にガソリン噴射量に合わせてエンジン回転を
変化させる事はかなり困難な制御となります。

それならば、はじめから吸気量に対してガソリン量を計算する方が自然ですよね。


ではスロットルバルブという部品は一体何をしているのでしょうか???


答えは、吸入空気の通路(インテークパイプ・インテークマニホールドなど)の途中
で「弁」の役割を果たし、アクセルペダルの踏み込み量に応じて通路の面積を
可変させている部品です。

何か難しい表現になりましたが、要は「アクセルを踏んでいない時は出力を求めていない」
と判断できますので、混合気もそれほど必要ではないと考えられますね。
という事は、空気があまりエンジン内に入らないようにするために通路の面積を狭く
する必要があります。
その弁の役割を担っているのがスロットルバルブという事です。

アクセルペダルを1/8ほど踏み込んだ時のイメージイラストがありますので、こちらを
ご覧いただければイメージしやすいかと思います。

http://www.carlifesupport.net/eighth_DBW1.jpg

空気が茶色のスロットルバルブの上下にある隙間を通過する事で、元々の空気の勢いが
スロットルバルブ通過後に衰えているのがお分かりいただけると思います。

ちなみに実物のスロットルバルブが約1/8開いている状態はこんな感じです。

http://www.carlifesupport.net/eighth_throttle-valve1.jpg


ここまでで、スロットルバルブがアクセルペダルに連動して吸気口面積を変化させている
部品だという事が何となくお分かりいただけましたでしょうか???

今回のドライブバイワイヤ(以下DBW)は、ここを押さえていないと全く理解できない
と思いますので、何とか付いてきてくださいね〜。

ではここまでご理解いただけたと仮定して次へ進みます(笑)

昔の車は、アクセルペダルとスロットルバルブとを超切れにくい「金属ワイヤー」で
連結していました。

アクセルペダルとスロットルバルブが連動する事で、運転手の意思通りに車が加減速する
システムが成り立ちますので、これらの部品を連結するのは当たり前ですよね。

しかし時代変化と技術の進歩と共に、ある問題が発生します。
 ※DBWへの移行期間は混乱を避ける為に割愛します…。

◆カタログ燃費に対するユーザーの目が大幅に厳しくなった

これは言うまでも無く、運転していて楽しいといった特徴よりも、経済性や効率を
重視するユーザーが増えたという事ですね。

◆快適装備の充実により、コストが増加&重量も増加

オートクルーズ機構の標準装備はもちろん、滑りやすい路面などで効果を発揮する
横滑り防止装置、ABSやエアバックなんて当たり前の時代になりました。
これだけ機能が追加されるという事は、その分だけ重たくなりますね。
さらにコストも上乗せされますので、車の車両価格に直接反映されます…。

などなど挙げていればキリがありませんが、とにかく求められている車の性能を
維持したままでコストダウンを図らなければメーカーも苦しい訳ですね〜。

それに対する技術というのは山ほど存在していますが、その一つがDBWと考えて
いただければ良いと思います。

本日の目玉である燃費とDBWとの関係は後ほどお話しするとして、まずは重量や
コストについて。

DBWは別の意味で表現すると「ワイヤレス」という事になります。
そのままですが、ワイヤーが無くなる事で関連する部品も必要無くなりますので
相応に軽量化に貢献します。

さらにDBWシステムはエンジン回転数を微調整する「アイドルコントロール
システム」という機構が不要となる最先端の制御を行いますので、その分のコストや
重量も無くなります。(ここは難しいので気にせず通り過ぎてください…)

簡単に言えば、電気配線をちょろっとつなぐだけで自由自在にスロットルバルブが
動きますので、部品が少なくなって「軽量化&コストダウン!」という事です。

では目玉の燃費のお話しに移りましょう。

車の燃料消費を考える上で、最も効率が悪い領域ってどこだか分かりますか???


「えっ?高速走行!?」


確かに空気抵抗が増えますので、効率としてはあまり良いとは言えないかも
しれませんね…。
でも実燃費で考えると、街中走行よりもかなり良い数値が出ます。

その理由は「加減速が少ない」事はもちろん、「ゼロ発進が少ない」事も理由の
一つになると思います。

日本の道はとにかくストップ&ゴーが多く、最も余分な力を要する完全停止状態の
車を動かす機会が本当に多いですよね。

研究を重ねて、最も燃料消費率が少ない発進の仕方やあらゆる道路状況における
効率の良い運転を行う事ができる人がいるかもしれません。

しかしエンジンの状態(水温や吸気温など)を踏まえて、さらに精神的な部分も
含めてどんな時でも完璧な運転を行う事は不可能です。

だって人間ですから (^ー^* )

そこでDBWが活躍するという事になっていくのですが、個人的には最近のDBW
の制御はやりすぎでしょ!って思う部分もあるのですが…。

おっと、個人的な意見はさておいて本題に。


発進時にいつも通りアクセルを踏み込む。

過去の車をベースに考えれば、もちろん踏み込んだ量に比例してスロットルバルブは
開いているはずですよね。

はずなんです。

でもDBWの場合は違います。

車の種類によって異なりますが、燃費を重視している車は特にこういう傾向があります。

「踏み込んだ量は参考程度にしか捉えず、燃費が最も良いスロットルバルブの開き方
を勝手に行う」

つまり、発進時に踏み込んでも思った以上にスロットルバルブが開いていませんので、
全然トルク感を感じる事ができません…。

DBWの制御は車速やエンジン回転、さらに最近ではGセンサー(加減速)なども
含めての制御を行っていますので、走行パターンによっては非常に敏感な開閉を行う
領域もあります。

しかし一般的な走行パターンでは、ほとんどが

「踏み込んだ量に比例してスロットルバルブが開かない」

状態になっていると思ってください。

従来のワイヤー式ではこのような事はありえませんが、DBWシステムはスロットル
バルブの開閉を完全にコンピューターが支配しています。

何かデメリットばかりが目立ってしまっていますが、DBWの開閉制御は単純に
「あまり開かないようにする」だけではありません。

先程も少しお話ししましたが、車速やGセンサー、アクセル開度などから走行している
道路を推測し、最適なアクセルレスポンスへと切り替えます。
もちろん峠道などを走行しているような場面であれば、かなりのレスポンスになります。

さらにCVT車などであれば、変速状態との協調制御も行いますので、一段と燃費に
寄与する細やかな制御を行う事ができるのです。


というように、電子制御によって支配されるといい所も悪い所もあるんですね。

いい所というのは人間ではなかなか到達できない究極の制御、悪い所というのは
人間の意志に少し反する制御を行う時があるという感じでしょうか。

参考までに、DBWのような「ワイヤレスシステム」というのはどんどん拡大しています。

従来ワイヤーによる駆動ではありませんが、ブレーキシステムなども電気信号だけで
作動するシステムが続々と登場しています。

ブレーキペダルの踏み込み量やスピード、踏み込み力などを電気信号に変換して、
モーターでブレーキキャリパを作動させるといったイメージです。

まだ実現はしていないようですが、ハンドルとタイヤの連結も電気信号だけで行う
時代が間近にせまっているようです。
この技術の一番のネックは、車速や路面状況などによって刻々と変化するハンドルの
フィーリングをどのように演出するかでしょうね。

人間が運転しなくても車が勝手に…という夢のような時代が、本当にやってくるかも
しれません。
ただし運転が大好きな私としてはやってきてほしくない時代ですけど ヾ(--;)

無駄に長々となってしまいましたが、

「DBWはコンピューターが最適なスロットル開度を計算して駆動されている」

と解釈していただければ間違いないと思います。


最後に、今回お話ししたDBWシステムの知識があれば、一層理解しやすい
新コンテンツをHPにアップしていますので、そちらも是非ご覧ください♪

アクセルを踏むと加速するのはなぜ?

実はこのコンテンツ、過去に当メルマガで発信した内容なのですが、内容を
かなり見直してイラスト&写真も多数盛り込んで作り直しています。
久々の力作?となっていますので、是非ともご覧くださいませ ( v ̄▽ ̄)

それでは次回もお楽しみに!!!





皆様からのリクエストが、実は私への良き課題となっています。
わからない部分は調査してお答えする!
これが非常に勉強になるんです。

という事で、まだまだリクエスト募集です♪

kobeteru2000@gmail.com (メルマガ直接返信でも可)




☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆

≪ノンフィクション小説≫

★ プロへの軌跡と奇跡 『ターニングポイント』 ★

小説バックナンバー

●第3章『暴走』  ◆3軌跡目


【前章までのあらすじ】

実家の近くで子供の頃よく遊んでいた友達、タケシとのまさかの再会に驚いたテル。
そのおかげもあってか、さらに暴走族というものに対する警戒心は無くなって
ごく普通に思えてきたのだった。

*************************************

タケシ「それやったら原チャ確定やな。」

テル「なんかむかつく…」

馬鹿にしているような二人の忠告だが、本当に正解だった。


タケシ「そういえばテルの原チャってそこそこいじってんの?」

テル「そうやなぁ、ZRほど早くはないけど」

ヤス「まだまだやわ。俺のZRで出るか?」

テル「それはどっちでもええんやけど」

タケシ「ポリ撒く時に、結構飛ばすタイミングあるから速い方がええで」

テル「70km/hくらいやったらきつい?」

タケシ「ギリギリかもしれんなぁ」

ヤス「じゃあZRで決定〜」


自分の原チャが遅いというレッテルを貼られたような気もしたが、事実は事実
という事でしぶしぶ了解をした。


テル「でも追いかけられたら小道に入って撒くんやろ?」

タケシ「原チャだけやったらそれでええねんけど、単車がメインやからな」

ヤス「何十台もの単車で小道に入ったら、絶対誰かこけるで」

テル「だから全開で撒くって事か?」

タケシ「ケツ持ちが時間稼ぎしてる間に全開で開いて、撒き道に入るねん」

テル「撒き道?」

ヤス「大体、ルートの中で絶対に撒ける道があるんやわ」

タケシ「とりあえず、遅れんように付いていけば大丈夫や」

テル「じゃあZRで(笑)」

ヤス「おっ、本間にそれでええんかぁ!?」

テル「次までにいじって速くするし」

タケシ「まぁ取り敢えずは様子見やな」

ヤス「そうそう。取り敢えずタオルだけ持って集合って事や」

テル「おおお。顔に巻くやつやな」

タケシ「別にタオルじゃなくてもええねんけどな(笑)」


くだらない事を話しているだけで2時間ほど経っただろうか。
この世界の人間と話している間は振られたばかりだという事をすっかり忘れていた。


テル「そういえば俺ってさっき振られたばっかやんなぁ…」

ヤス「なんや、忘れとったんかい」

テル「おお」


三宮へと折り返している最中の会話である。


ヤス「本間に人騒がせなやっちゃなぁ」

テル「あほか。ちょっと忘れとっただけで、かなり凹んでるわ」

ヤス「お前、本間に好きやったもんなぁ」

テル「こんな事になるなんか本気で思ってなかったからなぁ…」

ヤス「大丈夫やって。女なんかなんぼでもおるわ」

テル「そんなん分かってるわ。でもあいつじゃないとあかんねんって」

ヤス「あかんっ!!!」

テル「えっ?」


後ろを振り向くと、猛スピードでクラクションを鳴らしながらこっちへ
黒光りした車が近付いてくる…。


ヤス「狩りや!絶対落ちんなよ!!!」


次号へ続く。

☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆




┌────────────────編集後記──────────―──────┐

 終了間際のPRとなりますが、7月末までにんじん君ツインGTもしくは
 にんじん君ツインGT MAXをご注文の方にオイール250ccプレゼント
 キャンペーンが行われています。
 もし両方興味がある方は最後の駆け込みチャンスとなりますのでお早めに…。

 車好きの方の中には、ご自身でアフターパーツを取り付けたり配線加工をしたり…
 という楽しみ方をしている方も多数いらっしゃると思います。
 しかしそれらは全て自己責任の範疇で行う必要があり、もし作業ミスなどで
 何らかの不具合が発生してしまった場合は、自分で直すか修理工場に持ち込んで
 「お金を払って」修理する必要性があるのは当たり前だと思います。

 しかし最近の世の中はそうではない方もいらっしゃるようで、自分で行った作業が
 起因して故障しているのに何かにつけて「誰かのせい」にしたがる方がいるんですね〜。
 ここでいう誰かというのは、要は自動車メーカーだったりディーラーだったりです…。

 車好きの私としては本当に残念な気持ちになりますし、他の車好きの方々にも少なか
 らず悪影響を与えかねない行為だと思っています。
 「お客様は神様」という意味を都合のいいように解釈しすぎているように思えて
 なりませんが、皆さんはどのように思われますか???
 (いちいち頭をペコペコする対応側もおかしいと思いますが)

 最近の日本は狂ってるという話しがよく言われていますが、狂っているのは一部だと
 私は思っています。
 
 このメルマガを読んでくださっている皆様にはそのような方は絶対にいらっしゃらないと
 思っていますが、これからも車社会が大人の世界である事を切に願っています。

 それでは次回もお楽しみに♪


└─────────────────────────────────────┘



    ★ 維持費削減への第一歩!下げれるコストは下げましょう。 ★


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という事で、皆様これからもご継読よろしくお願いします m(_ _"m)ペコリ
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一つの部品に的を絞って徹底的に説明しております。
もっと車に詳しくなりたい!という方にはもってこいだと思いますので是非ともご覧ください♪

 【いまさら聞けない エンジン設計入門】

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  できる限り反映していきたいと考えておりますのでお気軽に kobeteru2000@gmail.com まで
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   (あまりマニアック過ぎる質問は勘弁してくださいね…。)

 →質問に対する回答はメールにて即刻返答し、さらに番外編として発行いたします。


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   @発行者     : カーライフプロデューサー 山本 照久
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【裏編集後記】

節電の関係で、私も木・金曜日休みになっています。
その関係で土日出勤をするのですが、いつもの電車がガラガラです。
通勤だけで相当な労力を使うことを考えれば、土日出勤はかなり良いですね〜♪
世間は休みなのに…という気持ちさえ断ち切れたらの話しですけど ε- ( ̄、 ̄A)





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