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番外編 その32 リコール 


※当ページは過去に配信したメールマガジンのバックナンバーですので、記載内容と
現在の状況(リンク含む)とに相違がある可能性がございますのでご了承ください。


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★☆★   マイカーを持つ人におくる、★脱しろうと★ のススメ
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★        2011年9月27日(火) <Vol.127>

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これも何かのご縁だと思います♪
あなたのカーライフを徹底的にサポートさせていただきますので、どうぞ末永い
お付き合いを心よりお願い申し上げます (*- -)(*_ _)ペコリ


<本日の目次>

1.前述
2.本編: 番外編 その32 〜 リコール 〜
3.プロへの軌跡と奇跡 「ターニングポイント」第3章 4軌跡目
4.編集後記
5.★ 維持費削減への第一歩!下げれるコストは下げましょう ★
6.バックナンバー一覧 
7.☆ホームページ更新情報☆
8.お知らせ+相互紹介のコーナー
9.裏編集後記 



□ ■ □  前 述  □ ■ □

ようやく秋の兆しが見えてきたと思わせといて、まさかの真夏日再来に体が
悲鳴を上げている今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

改めまして、今号からご購読の皆様はじめまして m(_ _"m)

大阪に赴任して1年ちょっと。通勤時の電車乗り継ぎで5分ほど地下道を汗だくで
歩いていたルートが大間違いだった事にようやく気づき、今までの苦労は一体何!?
と本気で凹んでいるカーライフプロデューサーことテルです Σ( ̄Д ̄;)

これがテルです⇒ 著者プロフィール


通勤で一番大変だと感じていたのは私鉄と地下鉄との乗り換えでした。
駅名は同じでも、かなりの距離があったんですねぇ。
しかもエアコンが付いていない蒸し風呂のような地下道を延々と早歩きして乗り継ぐ
のですが、いつも

「もっと乗り換えの人って多いはずやのに、何でこんなに少ないんやろか…」

もっと早く気づけば良かったんですけどねぇ (/_<。)

ちゃんと近道がありました。
しかも乗り換え1分!!!


( ̄▽ ̄;)!!ガーン


俺の汗だく通勤を返せ ε-(;ーωーA <ちくしょう


前回、カーライフサポートネット@フェイスブックが遂に公開!というPRをさせて
いただきましたが、おかげ様で順調に参加者が増えています m(_ _"m)ペコリ

ただ…。

投稿をしてくれる方が非常に片寄っており…って投稿してくださっている方には
感謝感謝で抱きしめたい気持ちで一杯なのですが、やっぱり本音で言うともっともっと
皆さんからの気軽な生の声を聞きたいんですねぇ。

例えば、

「もうすぐ車検なので見積もりしてもらったら20万って言われました。これって普通?」

とかは非常に良い質問ですね。

素人では「商売上の交換なのか本当に必要な交換なのか」を判断する事は非常に難しいと
私は思っています。

もちろん整備業者も生活が掛かっていますのでギリギリの所を狙って見積もりをしてくる
と思いますが、そういう時にこそ私に聞いてみてください。

たったそれだけで、不要な出費を抑えられると思えば便利な場所だと思いませんか (^ー^* )

って親切の押し売りはいかがな物かと思いますが、私はどのような初歩的なご質問でも
真剣にお答えする自信があります。というかずっとやってきています。

フェイスブックの使い方がいまいち分からない!?

いえいえ、使い方が分からなくても投稿は簡単です。
左端にある「ウォール」という所に入り、ページ上部にある枠に書きたい事を書いて
エンターボタンを押すだけです。
それさえできれば、私が順次回答していきますのでご心配なく。

という事で、得はしても損はしない場所ですので是非ともご参加くださいませ。

いいね!クリックで参加できます⇒ カーライフサポートネット@フェイスブック

という事で、本日も最後までお付き合いくださいませ m(_ _"m)ペコリ


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このメルマガは、車の知識が素人以上プロ未満の方を対象としています。

「あーだこーだわからない事を説明されて気づいたら高額な請求になっていた。。。」

ということは日常茶飯事ですが、このメルマガを通して、皆様が少しでも不必要な修理、
部品交換をされずに済む様になっていただくため、心をこめて丁寧に説明していきます。

目標はずばり、

☆このメルマガがきっかけで車の維持費が安くなった☆

と言っていただくことです!

車を安く維持していく上でまず大事なのは、『適切な修理依頼ができる!』 事です。
さらに、ご自身のカーライフに適合した保険会社の選択、低燃費走行、その他本当に
必要な最低限の契約を心がける事が、豊かな暮らしをする為の大事なポイントです!

普段節約生活をしているのに、車の維持費は固定費だと思っている方! 必読です。
このメルマガを購読していただいたからには、間違いなく維持費を下げて見せます。


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● 今回のテーマは

☆ 番外編 その32 〜 リコール 〜 ☆
  
 です。

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バックナンバーは
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今回も、皆様のカーライフを充実させる情報を発信していきます♪


□ ■ □ 本 編 □ ■ □

☆ 番外編 その32 〜 リコール 〜 ☆

リコールという言葉を聞いた事が無いという方はほとんどいらっしゃらないのでは
ないでしょうか?

リコールが発表されると新聞はもちろん、最近ではTVニュースとしても報道される
事がありますので、何かのタイミングで耳にする事があると思います。

リコールの名を世に大きく広げたのは「リコール隠し問題」ですよね。

リコール隠しと一言で言っても、何を持って「リコール」なのかと「隠し」とは
どういう意味なのかまで理解されている方は意外と少ないと思います。

極端な話し、

「製品の設計上で不具合があったらリコール」

みたいな考え方をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は正解とは言えません。
最近では

「壊れにくいと言われている(?)部品が壊れたからリコールだ」

といった、ちょっとしたユーザーの暴走とも取れる事を平気で言う人もいるようで…。

今回はリコールという物の定義を噛み砕いてお話ししたいと思いますが、その前に
一つだけ「当たり前の事」を言っておきます。

車は機械です。

当たり前ですが、故障する時は必ずやってきます。
機械的に動作している部品であれば、故障する前に見た目や音などでその前兆を発見
する事ができる可能性があります。
だからこそ「点検整備」を行うんですね。

正確に言えば「整備=修理」ではありません。

整備とは「あらかじめ故障に備えてメンテナンスを行う」意味合いが強いです。
壊れてからの整備は「修理」が正しい表現だと思います。

さて話しが訳のわからない感じになってきましたが(笑)、私が言いたいのは

「機械は壊れる時は壊れます!」

という事ですね。

このタイミングは、一般的には「古い方が壊れやすい」のは当然ですが、しかし
中には新しくても壊れる事があるんですね〜。

もちろんユーザーの使い勝手に起因する故障もありますが、製造時では発見できない
ちょっとした製造誤差などでごく稀に新品部品でも故障する事があるんです。

だからこそ自動車には「保障」が設けられており、一般的な常識から判断して
「壊れるのが早い!」と判断できる物は保障での対応が取られる事になります。

通常の部品であれば「3年・6万キロ」のいずれか早い方、一般的に壊れにくいと
されているエンジンやミッションは「5年・10万キロ」あたりで保障期間が設けられて
いるのが平均ではないでしょうか。(特に根拠はありません)

最近の車、特に国産車に関しては本当に壊れにくくなっていますので、車は壊れる物だ
という認識がどうしても薄れてしまう傾向があるのは仕方ないと思います。

しかしそれはあくまでも「壊れにくい」というだけであって、「壊れない」事には
なりません。

余談はここまでにして、本題のリコールへ話しを戻しましょう。
冒頭にあったリコール隠しについては、終盤にお話ししたいと思います。

少し堅苦しい文章になりますが、国土交通省から出されているリコールの定義を
まずはご覧ください。

【リコールとは】
リコールとは、同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、
道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、
その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に
適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。


何となくお分かりいただけましたでしょうか???

ここで非常に重要となるのは

・保安基準
・設計又は製作過程

という部分です。

保安基準というのは、「自動車としての安全確保」と「公害防止」、「環境保全」などを
国が定めた基準以上に満たしていないと「自動車として認められない」事になります。

分かりやすい保安基準を挙げてみると、

・ブレーキランプを取り付けないといけない(赤色である事)
・スピードメーターを取り付けないといけない(実速度との誤差が基準以内である事)

などなど、かなりの細かな規定があります。
※本当はもっとお堅い文章かつ細かな規定がありますのでご注意を。

要するに、保安基準を満たしていないと道路を走行する事ができないという法律ですね。

保安基準を満たしていてようやく自動車として認められ、かつ道路を走行する事ができる
ようになりますので、製造・販売後に保安基準に適合しないおそれがあると判明した時点で
製造メーカーはその旨を国土交通省に申し出ます。
もちろんその時に「詳細な解析結果(原因追求)」と「対策方法」を揃えた上です。

そして国土交通省が措置内容の妥当性を確認した時点で、正式に改善措置としての取り扱い
となって世間へと公表されます。

正式に公表(メディアなど)があった時点で、メーカーはユーザーへと不具合内容等を
通知すると共に、早急に販売店で改善措置を受けて欲しい旨を伝えます。

自動車業界ではユーザーと直接つながっているのは販売店ですので、これらの作業は
全て販売店(ディーラー)に委託される事になります。

さらにこここで重要な事を一つ。

メーカーとして保安基準に適合しなくなる恐れがある旨をユーザーへ伝えるという
責務を果たした時点で、リコールを代表とする改善措置を行う義務は販売店ならびに
「ユーザー」に移ります。


「ユーザーにも責任があるの???」


そうなんです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、道路運送車両法によって自動車ユーザー
には自分の車が保安基準を常に満たすように維持する義務があると規定されています。
つまり措置作業を受けないと保安基準に満たさない可能性があると知っていながら
販売店などへ車両を持ち込まないのはユーザーの責任であるという解釈をされてしまう
可能性を秘めているという事です。

ただしこれは繰り返し「入庫依頼」があるにも関わらず、断固として作業を拒否したり
一向に来店しない場合に限られます。

中古車として幾度も所有者が変更されている場合は、メーカー側が現在の所有者を
特定する事が非常に困難となり、メーカーからの通知が直接所有者へ届かない場合なども
十分に考えられます。

このような場合は先述したユーザー責任は追求されないでしょう。

ただし普通に通知を受けた時点で「不具合を認識した」という揺るぎない証拠となります
ので、できる限り早急に改善措置を受けるようにしましょう。


車の改善措置にはリコールだけでなく

・改善対策
・サービスキャンペーン

という物もあります。

もちろんリコールは「保安基準に規定されている内容」に関する届出となりますので
かなり重要なのですが、これら二つはリコールよりも重要度が下がります。

では順番に国土交通省から出されている文面をご紹介しましょう。

【改善対策とは】
改善対策とは、リコール届出と異なり、道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、
不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、
その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な
改善措置を行うことをいいます。


う〜ん、なかなか微妙な表現がされていますね(笑)
明確に保安基準に規定はされていないけれども、安全面や環境において良くない状況に
なりえるという事ですね。


【サービスキャンペーンとは】
サービスキャンペーンとは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、
商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。


こちらは改善対策と比べても、かなり重要度が下がっているのが分かりますね。
極端な話し、建前上はやらなくてもいいけれどもメーカーとして商品性や品質上で
ユーザーから低評価を受ける事を避けたり

「うちはしっかり責任を持ってやりまっせ!」

といった姿勢を見せるような物かもしれませんね。


いずれにしても最近の車は市場の要望に答えるべく、徹底したコストダウンと開発期間の
短縮化によって「十分なテスト期間と品質マージン」を設けての開発を行えていないと
私は思っています。

その中で、昨今の「世界一厳しいユーザーは日本人だ」と言われているほどの品質を
求められているという現状を踏まえると、リコールやその他の市場措置が多発している
のも致し方ないとも思います。(個人的な意見ですよ)

さらに最近は「部品の共有」によって、一つの問題があると共有している全車種が
改善措置の対象になるという負の連鎖も目立ちます。

これはコストダウンが見事に裏目に出た結果でしょう。
さらにこれに付随した新たな問題も目立ち始めました。

「リコールをはじめとする、改善措置を公表したのに部品が無い等の理由で今はまだ作業
ができないと言われる」ケースが増えているようです。

その理由は「措置対象台数が多い」事が起因しているのはもちろんですが、公表する
前に部品が足りないのは把握できるはずなんです。

しかしそれでも公表する。

一体なぜでしょうか???


その理由を少し考えてみたのですが、海外の影響(公表までの流れ)も含めて

「不具合内容が明確に判明し、対象車の絞込みができた時点でとにかく公表する」

という流れになっているからだと思います。

対象台数が多くなると、対策部品を作る為に数ヶ月を要するケースもあります。
そうなると

「部品ができてから公表」

という流れをしていると、もしその事実が何かの機会に判明した時点で

「リコール隠しじゃないのか!?」

といった有らぬ疑いをかけられる可能性があるからだと思います。

まぁこのあたりは全て個人的な推測でしかありませんが、大きく的が外れているとは
思いません。(何の根拠もありませんが…)


最後に…

冒頭でお話ししたリコール隠しの「隠し」とは、重大な製品の不具合を認識しているのに
国土交通省に届出をせずに対策を施す事です。(継続的に)
ただし不具合内容を解析したり、リコールの準備を行っている期間は「隠し」に該当しません。
このタイミングで「隠し」になってしまったら、正確な判断ができませんからね(汗)

正式な公表に至るまでに、事前に国土交通省に届出の判断を相談したりもするようです。

たまたま数万個のうちの一つの部品が偶然故障したといった事例でも隠しに当てはまりません。
もちろん様々な要因が重なっての偶然という事が明確であればですけどね。
また、自動車を代表とする機械には故障がつき物ですので、通常の使用環境における部品の
劣化などによって「壊れやすい傾向がある部品」についてもリコールには該当しません。

このあたりが微妙にグレーゾーンなのですが、こういった場合にメーカーが必要と判断したら
サービスキャンペーンを行うのでしょう。

リコールなどに該当するかどうかは様々な判断の仕方があります。
使用過程における故障なのか設計(製造)ミスなのかの区別が重要になるのですが、
例を挙げますと

・販売後にメーカー側でテストした結果、製品不具合が判明
・市場での故障が多発傾向にあり、解析したら設計(製造)ミスが判明

などがあります。

リコール等を公表すると、必然的にユーザーにも「販売店へ出向く」といった負担を
強いる事になりますので、何でもかんでも措置を行う事は逆効果にもなります。
だからこそ判断って難しい所なんでしょうねぇ。

届出を行った以上、メーカーは国土交通省に対して「実施率」を報告する必要があります
ので、

「通常では起こりえない不具合」

といった内容では、ユーザーが販売店に足を運んでくれない可能性もあります。

う〜ん、着地点が見えない話しになってきましたね〜 (/・_・\)


長々と的を得ないお話しをしてしまいましたが、最後に個人的な意見を一つ。

過去にあったリコール隠しを代表とする問題がメディアなどで大々的に取り上げられた事
によって自動車業界に与えた影響はとても大きな物です。

業界全体としてリコールという物に対する姿勢は非常に前向きとなっており、届出する
基準もかなり引き下げられていると思います。(最近リコール多いですよね)

ここまで社会の目が厳しくなっている中で、あえてリコール隠しをしようというメーカー
はもう無いと思います。(希望も含めて)

「壊れないのが当たり前」と言えるほどの品質レベルになっている国産車を誇りに思って
いただきたいと共に、機械は壊れる時は壊れるんだという大前提を心の奥底にしまって
いただき、もし故障に遭遇しても販売店やメーカーをそんなに責めないで欲しいなぁと
心から願う今日この頃でした。





それでは次回もお楽しみに!!! (水没車についてを予定しています)


皆様からのリクエストが、実は私への良き課題となっています。
わからない部分は調査してお答えする!
これが非常に勉強になるんです。

という事で、まだまだリクエスト募集です♪

kobeteru2000@gmail.com (メルマガ直接返信でも可)




☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆

≪ノンフィクション小説≫

★ プロへの軌跡と奇跡 『ターニングポイント』 ★

小説バックナンバー

●第3章『暴走』  ◆4軌跡目


【前章までのあらすじ】

何だかんだでヤスのZRで暴走に参加する事になったテル。
束の間の楽しい時間のお陰で振られたばかりという事をしばし忘れていた事に
気が付いた帰り道だったが…。

*************************************

ヤス「あかんっ!!!」

テル「えっ?」


後ろを振り向くと、猛スピードでクラクションを鳴らしながらこっちへ
黒光りした車が近付いてくる…。


ヤス「狩りや!絶対落ちんなよ!!!」

テル「うっそやん、めっちゃヤ○ザ屋さんですやんか〜(涙)」

ヤス「できるだけ後ろ見んなよ!顔バレしたら、後でめんどくさいぞ!!!」

テル「ぬおお。めっちゃ近い…」


狩りの車の先端が、今にも原チャに当たりそうなほどベタベタに近付いている。

これが映画のワンシーンなら、ボンネットに飛び移って中の人間をやっつけるか
車を事故に導いて自分は飛び降りて助かるといったシーンなんだろうなぁと
意味の無い回想をしてみる。


ヤス「とりあえず43(ヨンサン)やから、不幸中の幸いや」

テル「なんでや!全然小道に逃げられへんやんけ」

ヤス「この逃げ方、前もやったやろ!」


といった途端、ヤスがとった行動は歩道の逆走だった。


テル「おお!こないだマサミチとかと走った時に使った奴やな!」

ヤス「国道はこれに限る。」


黒光りの車は急停止し、中にいた数人が車から降りてこっちを見ている。


ヤス「あれに連れて行かれたら、本間にエライコトになるで〜」

テル「おお…。想像したくもないわ」

ヤス「まだ当ててこんかっただけでもマシやな」

テル「当てられたら終わりですやん」

ヤス「まぁ今日は、おとなしく小道で帰ろか」


どうもヤンチャな乗り方をしていると、こういうトラブルが付き物らしい。
つい先日も、ヤスの後輩のバブ(HAWK2)で黒光りのベンツに追いかけられた
ばっかりだ…。

こういう世界の人間と一緒にいないと知りえない事であったが、当てられるのだけは
勘弁してほしいと心から思った瞬間であった。


ヤス「大体、ああいう事をやってくる奴は元々ヤンチャしとった人ばっかやわ」

テル「自分らもやっとったのに狩りをするって事かいな?」

ヤス「追いかけるだけの面白半分もおるし、頭おかしい奴は当ててくるし」

テル「どっちにしても最悪やな」

ヤス「中には本気で狂ってる奴がおるからなぁ。そういう時は死ぬ気で逃げるこっちゃ」

テル「言われんでもそうすると思うわ…」


今までのイメージでは、こういった世界において自分の身に危害が及ぶのは「けんか」と
「事故」だけだと思っていたが、新たに「狩り」という物がある事を改めて痛感した。


ヤス「さぁ、週末の追悼が楽しみやの〜♪」

テル「…。」


楽しみだった追悼が、何となく不安になってきたテルであった。


次号へ続く。

☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆




┌────────────────編集後記──────────―──────┐

 一難去ってまた一難、台風去ってまた台風という感じで、とにかく今年の台風による
 影響は計り知れませんね。

 和歌山と奈良を中心とした台風被害はニュース等でご存知かと思いますが、自動車
 の視点で見てみると「水没車」がかなり出てしまっているようです…。

 浸水であれば明らかですが、道路の排水性が間に合わずに発生する大きな水溜り
 への進入も非常に危険です。
 エンジン内部へ知らず知らず水が入り込み、エンジンブロー(ウォーターハンマー)
 に至るケースが続々と出てきているようです。

 水没車に関しては次回詳しくお話ししたいと思っていますが、大雑把に言いますと
 車室内に水が浸入するレベルであれば修復は限りなく困難だとお考え下さい。
 車のフロアには多くの配線が通っており、その中に水が進入した時点で車両火災
 などのリスクを背負う事になります。
 何とか走行できる状態にまで修理したとしても、いつ電気を起点とした火災が発生
 するか予測不可能です。
 水が浸入した部位の全てを交換すれば何とかなるかもしれませんが、完全修理は
 できないとお考えください。

 「まだ買ったばかりなのに!!!」
 「とりあえず走れるようにしてくれたらいい!!!」

 お気持ちは分かりますが、命に関わる事です。

 命あってのカーライフという事を改めて認識していただき、車にとって水は大敵だ
 という事を覚えておきましょう。

 それでは次回もお楽しみに♪


└─────────────────────────────────────┘



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基本的には小変更ばかりでしたので、大々的に更新しました!と言えるページが
ありませんでした(涙)
いつも言ってますが…。更新、もっと頑張ります (._.;)


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   @発行者     : カーライフプロデューサー 山本 照久
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【裏編集後記】

季節の変わり目、体調を崩しやすいのは周知の事実ですが…。
見事に私、ノックアウトされてしまいました(涙)
本来は先週発行予定だったこのメルマガも、まさかの月末にずれこむ結果となってしまい
本当にお待たせいたしました m(_ _"m)ペコリ
体調管理って、気を付けていてもなかなか難しいものですね ( -.-)





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