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電気装置基礎編 その35 スマートエントリーシステム
※当ページは過去に配信したメールマガジンのバックナンバーですので、記載内容と
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★        2013年5月21日(火) <Vol.139>

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これも何かのご縁だと思います♪
あなたのカーライフを徹底的にサポートさせていただきますので、どうぞ末永い
お付き合いを心よりお願い申し上げます (*- -)(*_ _)ペコリ


<本日の目次>

1.前述
2.本編: 電気装置基礎編 その35 〜 スマートエントリーシステム 〜
3.プロへの軌跡と奇跡 「ターニングポイント」第3章 16軌跡目
4.編集後記
5.★ 維持費削減への第一歩!下げれるコストは下げましょう ★
6.バックナンバー一覧
7.☆ホームページ更新情報☆
8.お知らせ+相互紹介のコーナー
9.裏編集後記


□ ■ □  前 述  □ ■ □

GWで疲れ果てた肝臓を休めようと思っていたのに、全く休める間もなく続々のお酒の場が押し寄せてくる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

改めまして、今号からご購読の皆様はじめまして m(_ _"m)

GWで別れを告げたはずの正露丸でしたが、やはり切るに切れない縁なのでしょうか…。そんなカーライフプロデューサーことテルです (ーー;)

これがテルです⇒ 著者プロフィール


皆さんは充実したGWを過ごせましたでしょうか?

旅行に行かれた人もいるでしょうし、平日にできない事をせっせとこなした方もいるでしょう。

「ついついのんびりしてしまって、やりたかった事の半分もできてないなぁ…」

そんな人もたくさんいるんでしょうね(笑)
あ、言うまでも無く私はこのパターンですよ (-ω-;)

連載記事の執筆に3日間を費やすことができたのは非常に良かったのですが、連休前にコツコツと仕上げていれば休みを潰す事も無かったですし…。
ただ後悔しても時間は戻ってきませんから、結果的に記事を執筆できたという収穫をしっかりと実感しておきます。あと久しぶりに会えた友人もいましたし、事前に用意していたやり切れるはずもないスケジュールを臨機応変に?こなせたはず!と思っておきます(笑)

学生から社会人になると一気に新しい友人との出会いが少なくなると言いますが、ありがたい事に私の場合は本当に様々な人と巡り合う機会が多い方だと思っています。
ただ顔見知りになるだけであれば仕事上の付き合いなどで増えていくとは思うのですが、そうではなくプライベートでどんどん友人・知人が増えるというのは非常に嬉しいことですね♪
そのきっかけは趣味でやっているダーツであったり、通っているBARでの出会いであったり様々ありますが、成人してある程度できあがっている?状態で友人になりますと、良い意味でお互いが刺激しあって有意義な関係になるんですね。
常にアンテナを張ると言いますか、どこでどのような縁があるかは分かりませんから、そのきっかけを逃さないような心構えというのは何歳になっても必要だなぁと痛感したGWでした (*⌒0⌒)


アイティメディア社モノイストさんでの連載記事の第六回目が4月10日に公開されていますのでPRさせていただきます。

タイトルは「アイドルストップシステムの普及がもたらすスターターの革新」です。

今回は前回お話ししたスタータの基本作動を踏まえ、エンジンを始動するにあたって避けて通れない問題点を解消するための工夫や、アイドルストップシステムに搭載するために施された新技術などをお話ししています。

5月20日予定で、第七回「イグニッションコイル」の公開も控えていますので、こちらは公開され次第、カーライフサポートネット@フェイスブックにてお知らせさせていただきます。

そして、カーライフサポートネット@フェイスブックに参加してくださっている方が640名を突破しました (= ̄▽ ̄=)V

着々と!という感じでご支持をいただいており、改めましてこの場をお借りして御礼申し上げます。
特に意味はありませんが、2013年中に1000人超えを目指しています ( ̄∇+ ̄)v

得はしても損はしない場所ですので是非ともご参加くださいませ。

いいね!クリックで参加できます⇒ カーライフサポートネット@フェイスブック

もちろん、私への友達申請もご遠慮なくどうぞ♪
ただし「メルマガ読者です!」くらいのメッセージをいただかないと承認を躊躇しますのでご了承くださいね。

という事で、本日も最後までお付き合いくださいませ m(_ _"m)ペコリ


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● このメルマガの趣旨説明 (初めての方はお読みください)

このメルマガは、車の知識が素人以上プロ未満の方を対象としています。

「あーだこーだわからない事を説明されて気づいたら高額な請求になっていた。。。」

ということは日常茶飯事ですが、このメルマガを通して、皆様が少しでも不必要な修理、部品交換をされずに済む様になっていただくため、心をこめて丁寧に説明していきます。

目標はずばり、

☆このメルマガがきっかけで車の維持費が安くなった☆

と言っていただくことです!

車を安く維持していく上でまず大事なのは、『適切な修理依頼ができる!』 事です。
さらに、ご自身のカーライフに適合した保険会社の選択、低燃費走行、その他本当に必要な最低限の契約を心がける事が、豊かな暮らしをする為の大事なポイントです!

普段節約生活をしているのに、車の維持費は固定費だと思っている方! 必読です。
このメルマガを購読していただいたからには、間違いなく維持費を下げて見せます。


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● 今回のテーマは

☆ 電気装置基礎編 その35 〜 スマートエントリーシステム 〜 ☆
  
 です。

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バックナンバーは
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今回も、皆様のカーライフを充実させる情報を発信していきます♪


□ ■ □ 本 編 □ ■ □

☆ 電気装置基礎編 その35 〜 スマートエントリーシステム 〜 ☆

電子制御技術や電波による相互認証システムなどが確立するに従って、自動車にもその技術を応用して様々な便利機能が追加されてきました。

その切り口となった技術がキーレスエントリーシステムですね。

一昔前まではアについている鍵穴にキーを差し込み、キーを回して開錠・施錠するのが当たり前でした。
そこに登場したキーレスエントリーの便利さには一種の革命とも言える感動があり、夜でも鍵穴を探さなくていい解放感はもちろん、手荷物が一杯の時でも手元のスイッチ一つで
開錠できる事に本当に驚いた記憶があります。

確かに今となっては当たり前なんです。

キーを回してエンジンを始動する事一つとっても、昔はアクセルを上手にあおりながらで無ければエンジンが始動しなかったのです。
それが今や、少しエンジンの掛かりが悪くなると「不良品扱い」になってしまうほど、世の中の常識というのはレベルが上がっています。

あれだけ感動したキーレスエントリーでさえも、慣れてしまうと

「いちいちボタンを押さないといけないのが不便!」

という感覚になってしまうんですね…。

個人的にはそれほど面倒だとは思いませんが、例えば雨の日の買い物などでキーレススイッチを押すのは「スイッチを押さなくても開いたらいいのに…」と思いますね。

相変わらず前振りが長いですが、その煩わしさを解消したのがスマートエントリーシステムです。ちなみにスマートエントリーというのはトヨタ社で用いられている呼称ですが、他にも

日産:インテリジェントキーシステム
ホンダ:Hondaスマートキーシステム
スズキ:キーレススタートシステム
スバル:キーレスアクセスシステム
三菱:キーレスオペレーションシステム
ダイハツ:キーフリーシステム
マツダ:アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム
いすゞ:パッシブエントリー&スタートシステム
メルセデス・ベンツ:キーレスゴー
BMW:コンフォート・アクセス

などなど、メーカーによってそれぞれ呼称が異なります。
※各呼称はウィキペディアを参照させていただきました。

細かい部分での違いはありますが基本的な考え方はほとんど同じですので、私が認識しているスマートエントリーシステム(便宜上、総称として扱います)についてお話しします。
キーレスエントリーをご存知ない方はさすがにいらっしゃらないと思いますので割愛致しますが、そもそもスマートってどうスマートなんだよ!?という方もいらっしゃると思いますので、簡単な機能説明から始めていきます。

まず電波の受発信を行なうためのスマートキー(カード)※を身に付けておくことで、施錠されている車に近づくだけで自動的に開錠されます。逆にエンジン停止状態で全てのドアが完全に閉まっていれば、車から離れるだけで自動的に施錠されます。
さらにエンジン始動に至っては、スマートキー(カード)を身に付けている状態でブレーキを踏みながらスタートボタンを押すだけでOKです。
※各メーカーによって呼称が異なります

これが最もコストが掛かった、何の操作もいらない最上級のスマートシステムの一例ですね。

ただし車両のコストはもちろん、施錠に至っては自分自身が離れるだけで…という所に違和感や不安感が出てしまいます。また状況によってスマートキーの受発信にトラブルが生じた場合、スマートキーが車内になるにも関わらず施錠されてしまうというリスクも伴います。

という事で、最近ではドアハンドルに付いているプッシュボタンを押さないと施錠できないシステムが多いですね。

●⇒施錠用プッシュボタン

コストを少しでも抑えたい軽自動車での採用例を見てみますと、開錠もドアハンドルに付いているプッシュボタンを押すシステムもあります。

このように、ドアを開閉するために必ず触れるドアハンドルに自動開閉システムが備わっていますので、ドアを開閉する前に別途操作が必要であったキーレスエントリーに比べてさらに便利になっているシステムという事がお分かりいただけたかと思います。

しかしここまで操作が簡素化されてしまいますと、実際にキーを鍵穴に挿して…という一連の動作が自然な動作かつ安心の流れになってしまっている方にとっては非常に不安を感じてしまいますよね(笑)
今となっては鍵穴を基準にした開閉操作は、特殊な技術を身に付けていれば瞬時に開錠されてしまう事になりますので、車上荒らしなどに遭遇するリスクが逆に高くなります…。

何もしない事に不安を覚えるスマートシステムですが、どのようにして安全を確保しているのかしっかりと理解する事で、便利な機能を安心して活用する事ができます。

スマートシステムには車外側受発信装置:スマートキー(カード)と車内側受発信装置、さらに車内側受発信装置から送られてきた情報を元にイモビライザ(盗難防止システム)とドアの開錠・施錠とを指令するコントロールユニットがあります。

専門用語がズラズラと並んで難しく見えますが、少しずつ解説していきますので諦めないでくださいね(笑)

それでは時系列でドアの開錠を行なう流れを見ていきましょう。
(開錠にプッシュボタンが不要で、ドアハンドルに触れるだけで開錠するシステムを例にします)

まず大前提としてスマートキー(カード)を身に付けている事が必要です。
ポケットの中でもOKですし、あまり推奨はしませんがカバンの中でも電波さえ正常に受発信できればOKです。

さてこの状態でドアハンドルに触れると、まず静電気(だったかな?)をドアハンドル内側にあるセンサーが感知して、車内側発信装置から信号を飛ばします。

 車内側発信装置「お前は誰だ!!!」

その信号を受けたスマートキー(カード)は、負ける事なく言い返します。

 車外発信装置「俺はカーライフプロデューサーの山本照久だ!!!」

※断っておきますが、こんな電波は飛んでいません(笑)しっかりと暗号化された、車体側との暗証番号のようなIDを受発信します。


続いて車内側受信装置は、コントロールユニットに

 「おい、カーライフプロデューサーの山本照久って言ってるけど、この車の所有者で間違いないか?」

と伝言ゲームをします。(電波ではなく、配線上で電気信号を送信)

その結果、

 「いやいや、この車の所有者はお酒ばっかり飲んでダーツの練習もろくにせず、飲み会になったらすぐに調子に乗って飲みすぎて、二日酔いで次の日を潰してしまうような適当人間じゃない!」

という風に?、登録されているIDと異なっていると、コントロールユニットはイモビライザはもちろん解除せず、開錠信号もドアに送信しませんので

 「メイレイキテナイ。オレ、ココアケナイ。」

そうです。何も起こりません(笑)

逆に

 「そうだ!この車の所有者は、停滞感が否めない日本の自動車業界を盛り上げるために身を粉にして情報発信に努め、少しでも多くの方に素晴らしいカーライフを過ごしていただく事を生きがいとした神の子だ!!!だから今すぐにイモビライザを解除し、全ドアを開錠せよ!」


嘘です、本当にすいません…。


要するにですね、元々登録してあったIDだと認識できれば、コントロールユニットがイモビライザを解除して全ドアの開錠をするように各ドアロックへ信号を送ります。その信号を持って全てのドアは開錠し、開錠した事を知らせる音やハザードランプ点滅などもコントロールユニットの命令によって作動します。


ここで重要になるのはIDの受発信という事になりますが、簡単に偽造できるようでは全く安心できませんね…。
というくらいは開発者でなくとも簡単に思いつく事ですので、開発者はしっかりと考えに考えてID認証方法を確立しています。
しかしどうやって設定しているのかが公開されてしまうと大惨事になりますので、各メーカーのトップシークレットといった所でしょう。
※自動車の盗難がそれでも発生しているのは、どの時代になってもセキュリティーシステムとそれを解読する側との冷戦はイタチゴッコという事です…。


さてここまでが開錠の流れです。
次に車内に乗り込んでからの流れを見てみましょう。

エンジンを始動するという動作も、もちろんセキュリティが必要です。というのも、開錠してすぐにエンジンを始動すれば所有者が始動したんだろうと想像がつきますが、普段の使い勝手の中で見てみますと

「ドアを開錠してからエンジン始動まで5分経過」

「シャッター付きの自宅ガレージなので、施錠せずに保管している」

といったシチュエーションも充分に考えられます。
となりますと、第三者が簡単にエンジンを始動できないようにする必要があります。

ということで、車内側受発信装置は常に登録されたIDを備えたスマートキーが「車内に存在しているか」をしつこいほど確認しています。

 車内側「おい、ちゃんとおるか?」

 スマートキー「おるで」



 車内側「おい、ちゃんとおるか?」

 スマートキー「おるで。」



 車内側「おい、ちゃんとおるか?」

 スマートキー「おるって。」



 車内側「おい、ちゃんとおるか?」

 スマートキー「だからおるってば!」



 車内側「おい、ちゃんとおるか?」

 スマートキー「お前ええかげんにせえよ!どんだけ心配性やねん!!!」


いつか喧嘩になってしまうんじゃないかと日々心配していますが(笑)、それくらい常に確認しあっています。

いざエンジンを始動しようとした際、車内に存在している事を確認できた時点で始動許可状態となります。

このしつこい?やり取りはエンジン始動後も続きます。
例えばエンジン始動後にスマートキーを身に付けたまま外に出ようとすると


 「おいおい、どこ行くんや〜?淋しいやんけ〜」


と、いちいち警告音を慣らします。

さびしがり屋の人にとっては、

「ちゃんと私の事を見てくれているのね♪」

とか思ってしまうかもしれませんが、彼らは電気的に課せられた義務を果たしているだけであり、そのような気持ちは一切ございませんのでご注意ください(笑)
元々はエンジンを切らずに離れる事に対する警告(エンジン停止忘れ)が主だと思います。


施錠に関しては改めて解説する事はありませんね。

強いて言うならば、エンジン停止状態かつ全ドアが完全に閉まっている状態で、スマートキーが車外に存在している状態(車内に無いという認識)という事をコントロールユニットが把握できていれば施錠許可状態となります。

車内にスマートキーがある状態で施錠してしまうと、一般的にJAFや鍵の救急車さんをお呼びしなければいけない事態となってしまいますので大変です…。
そこは車内にキーが存在しているかどうかをしっかりと認識する事が大切な役目という事ですね。


それではこれらの基本作動を踏まえて、いくつかの注意点をお話ししておきます。

まず一つ目は、施錠にボタンを押さなくてよいシステムを備えた車両のケースです。
このような車両の場合、車内側受信装置がスマートキーを認識しているかどうかが非常に重要であり、エンジンが停止している状態で車内側受信装置からスマートキーの存在が消えた時点で自動施錠されます。
ここでネックとなるのは、デッドスポットを作らないように工夫されているとはいえ、様々な環境の変化(外的電波干渉や電波を通しにくいカバンなど)によって、スマートキーが車内にあるにも関わらず車外にあると判断されてしまう事がある点です。
つまり車外に出る時は、必ずスマートキーを身に付けておく必要があるという事ですね。

次に外的電波干渉です。

日本国内で使用できる電波の周波数というのは用途に応じて法律で定められており、スマートエントリーで使用されている電波も例外ではありません。
世の中には大きな電波を発する電波塔があちこちに立てられていますし、駐車場には変圧器のような物が何気なく設置されていたりします。
これらの電波はもちろん目に見えませんが、条件が合致するとスマートエントリーで行なわれる受発信に悪影響を及ぼす事があります。
ドアハンドルを握っても開錠しない、施錠しない、エンジンを始動しようとしてもスマートキーが認識されていなくて始動できないなどなど、その影響は目に見えない電波干渉による物なので摩訶不思議な現象です。
もちろん各メーカーの取扱説明書にも記載されている事ですが、実際に遭遇してみないと夢にも思わない事ですので「故障した!」ってなっちゃうんですねぇ。

ちなみに私が聞いたことがある電波干渉の例としては、電波塔はもちろん変圧器もあります。他にもパチンコ屋の大きな看板に使用されている照明が寿命でチラついている事でおかしなノイズ?が発散されて電波干渉というのも聞きましたし、意外とよくあるパターンが、フラップ板が下から上がってくるタイプのコインパーキングですね。
電波干渉かも?と思われる事象に遭遇した時に、故障なのかどうかを判断するために重要なのは

「いつ?どこで?何時頃?天気は?」

など、あまり関係無さそうな事が非常に重要な情報になります。(電波干渉に限らずですが…)
特に駐車場での発生となりますと、どこに停めていたのかが非常に重要になります。


このように、非常に便利なスマートシステムではありますが、電波に頼っている以上はどうしても免れないデメリットも存在しています。
しかし一回このシステムに慣れてしまうと…キーレスも面倒になりますね(笑)

さらに次のステップとしては、スマートフォンを使用した車両認識が考えられます。
すでに電気自動車などでは遠隔操作も可能になっていますが、スマートキーを持ち運ぶという所作を省くためには有効な手段かもしれません。
ただ、携帯の充電が無くなったら…などなど、本格的な普及にはまだまだ時間とアイデアが必要ですね。


今回はいつも以上にふざけた?解説をしてみましたが、分かりやすかったでしょうか?
これくらい噛み砕けばみなさんの記憶に残りやすいと勝手に思っています(笑)
とは言うものの、毎回それができるほどのセンスは持ち合わせていませんので、またチャレンジできそうな時はチャレンジしてみます♪

今回のメルマガに関する感想やご質問は、このメルマガを直接返信していただくのもOKですが、フェイスブックのメルマガ告知スレッドにコメントしていただけると非常に嬉しいです(*^_^*)





それでは次回もお楽しみに (=⌒ー⌒=)ノ~☆


皆様からのリクエストが、実は私への良き課題となっています。
わからない部分は調査してお答えする!
これが非常に勉強になるんです。

という事で、まだまだリクエスト募集です♪

kobeteru2000@gmail.com (メルマガ直接返信でも可)




☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆

≪ノンフィクション小説≫

★ プロへの軌跡と奇跡 『ターニングポイント』 ★

小説バックナンバー

●第3章『暴走』  ◆16軌跡目


【前章までのあらすじ】

2台でもギリギリだった所へ、対向車線から覆面パトカーが参戦。
長時間持ちこたえるのは厳しい中、単車軍団が撒きに入ったのを見計らって…

*************************************

ヤス「どうせいつものとこで撒くはずやから、もうちょっと邪魔しとこか」

テル「うわぁ、なんかめっちゃ不安になるなぁ…」


ヤスの言った通り、400mほど離れた先で単車軍団が同じ所で順番に左折を開始した。

ヤス「こんだけ時間稼げたら、俺らも撒きに入って大丈夫やろ」

テル「ん?ん???」

ヤス「ほな撒くでっ!!!」

テル「うわっ!」


ガリガリガリ…


今まで味わった事がないような急激な倒し込みだった。
サイドスタンドが路面と接触し、火花が出ているのが分かる。


テル「あかんって、これ以上倒したらこける〜!!!」


思わず声に出してしまったが、ヤスは平気な顔だ。

3台中の1台がヤスとテルが乗っている原チャを追跡してきた。
とは言っても、ヤスが急激に左折した場所は住宅街である。


ヤス「わざわざ来んでもええのに(笑)」

テル「あいつら、こんな入り組んだとこで捕まえれるとでも思ってるんかぁ?」

ヤス「でも暴走の時はそこら中に待機車両がおるから油断したらあかんねん」

テル「まぁあんだけ派手にやってたら色々動いてるわなぁ」

ヤス「だから何があっても行き止まりにだけは入ったらあかん」

テル「何でもノウハウがあるんやな(笑)」

ヤス「適当に撒いてから、多分みんなが集合してる公園行くで」

テル「暗黙のルールですか…」


宣言通り、住宅街の角をいくつか曲がっているだけであっという間にパトカーはヤス達を見失った。


ヤス「まだ赤色灯が壁に写ってるのが見えてるから近くにおるな」

テル「あえて遠回りして行ったらいいんちゃうん?」

ヤス「おっ。なんか分かってきたやんけ(笑)」

テル「そらこれだけ色々考え方を見せられたら…なぁ(笑)」


ヤスは目的の公園とは逆方向と思われる方に進路を進め、10分ほど走行してから絶妙な具合に方向転換していた。

テル「そういえばさっきは西向きやったのに、いつの間にか東になってるやん(笑)」

ヤス「誰やと思ってんねん」

テル「お前の頭の中は完全に地図ができてるなぁ…」

ヤス「神戸の下道は全部頭に入ってるっちゅうねん」

テル「それは言いすぎやろ〜」

ヤス「おお、言いすぎや(笑)」

ヤス「そういえばもうすぐしたらエンジン切って近づくからな。もし何かあったらすぐエンジン掛けるから飛び乗れよ。遅かったら置いてくぞ」

テル「置いていかれたらたまらんなぁ…」

ヤス「だから油断すんなってことや。もし集合場所がバレてたら一気にUターンせなやばいからな」

テル「確かに全滅のコース…やな」

ヤス「ほなエンジン切るで」

テル「あいよっ」


次号へ続く。

☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆。・。・★。・。☆・。・★・。☆・★。・。☆


┌────────────────編集後記──────────―──────┐

 ダーツをはじめてから5年。ダーツが趣味だ!と言っている方々に比べると練習量は非常に少ない(飲んでばっかり)ので上達はかなり遅いのですが、先日行なわれた某大会で、ついに念願の優勝トロフィー(結構大きいです…)を手に入れることができました☆ミ
 生まれてから一度も優勝トロフィーという物を手にした事がありませんでしたので、その嬉しさといったらもう…泣けますね(笑)
 投資額という歪んだ見方をしてしまいますと、トロフィーの表面を金メッキで施し、さらに部分的に18金などを使って装飾をしてもまだ足りない程の出費はしています(笑)
もちろん優勝するためだけにダーツをしている訳ではありませんので全く意味が無い考え方ですが、「継続は力なり」を久しぶりに実感しました。他にも「勝負は時の運」というのもかなり実感しましたけどね(笑)

 次にいつトロフィーを手に入れることができるか分かりませんが、継続は力なりという事でこれからも適度にダーツ(+お酒)を楽しみたいと思います♪

 それでは次回もお楽しみに!

└─────────────────────────────────────┘


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   (あまりマニアック過ぎる質問は勘弁してくださいね…。)

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【裏編集後記】

今月中にアイティメディアの連載記事第七回「イグニッションコイル」が公開されます。
イグニッションコイルの解説って非常に難しくて苦手意識があったのですが、何とかイラストを交えて書き上げましたので、また読んでやってくださいね♪ちなみに今回は3部作となっています。
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