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スピンナハンドルは、ソケットと組み合わせて使用します。
当然ですが、緩めたり締めたいボルトに合わせてソケットを選択する必要があります。
別名としてブレーカーバーという名称もありますが、私はスピンナハンドルという名称に
慣れていますので当サイトではこちらで統一したいと思います。
スピンナハンドルの大きな特徴は、長さを活用して大きなトルクを掛けられる事です。
さらに独特の首振り機構により早回しも可能という優れた工具です。
しかし、狭い所での連続した作業には不向きと言えます。
狭い場所ではじめにスピンナハンドルで大きなトルクをかけて緩めておき、工具を替えて
ラチェットハンドルで取り外すといった作業が通常の流れとなります。(締付けはこの逆)
スピンナハンドルは、ヘッド部分の形状で大きく2種類に分けられます。
KTC製 Koken製
せっかくですので、ヘッド部分を拡大してみましょう。
上がKTC、下がKokenです。
これだけだと特徴が分かりにくいので、実際に使用する状態に折り曲げてみましょう。
違いが見えてきましたね!
工具はできるだけ高さが低い事が便利だと常々言っておりますが、スピンナハンドルの場合も
例外ではありません。
つまり、Koken製(下)の方が高さが低く、工具としては活用しやすい形状なのです。
また、KTC製(上)の場合だと「長さが売り」のスピンナハンドルの長さを犠牲にしてしまって
いる事がわかります。
少しでも先端に近い部分で折れ曲がっている方が長さを犠牲にしなくて良いのです。
さらに!
KTC製の様な曲がり方をするスピンナハンドルは、間に指などを挟んで怪我をする事があります。
これらを踏まえると、スピンナハンドルを選ぶ時はKoken製のような形状が理想的だと分かりますね♪
もちろんKTC製の全てがこの形状という訳ではありません。
今回の比較の際に良い例として取り上げただけですので勘違いしないでくださいね…。
スピンナハンドルは様々な長さのバリエーションがありますが、挿し込み口によって適切な長さを
選択する必要があります。
というのも、挿し込み口は工具の強度に比例しますので、必要以上に長い物は金属がしなって
しまいますので危険です。さらに取り回しも難しくなります。
個人的な見解としては
3/8インチ(9.5mm)⇒ 〜400mmまで(高トルクを望むならKokenの380mmがお勧め)
1/2インチ(12.7mm)⇒ 〜600mmまで(一般的には450mmが多用されています)
3/4インチ(19.0mm)以上⇒ ここまでくると強度的な問題はほとんどないと言えます。
長いだけが取柄のように思われがちのスピンナハンドルですが、用途によっては短い物も重宝します。
私はクローフットレンチ専用に175mmのスピンナハンドルを所有していますが、この組み合わせで
無ければ入らない場所がありまして…。
完全に「用途によって適切な長さを選択している」という良い例ですね(笑)
スライドハンドルとの大きな違いは、ヘッド部分がスライドしない点です。
どちらも大きな利点と欠点がありますが、うまく使い分ける事が大切です。
★スピンナハンドルの実際の値段はこちらを参考にしてみてください★
⇒ スピンナハンドル
⇒ ブレーカーバー (工具としてはスピンナハンドルですが、主にスナップオンが検索にヒットするようです)
当サイトではリアルタイムの値段を確認していただけるように、あらかじめ楽天市場で絞込検索を行った
リンクを貼り付けています。(工具は値段が変化しやすいため)
そのため、楽天市場内で該当工具が全く販売されていないタイミングが稀にございますので、その際は
お手数ですがその他サイトで確認するなどの対処をよろしくお願いいたします。
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