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ホームメルマガバックナンバー一覧メルマガイラスト参照用ページ一覧2007年9月4日 ブレーキ装置Vol.7



ドラムブレーキの構成部品と役割



9月4日発行分のイラスト、ドラムブレーキの構成部品です。


ホイールシリンダホイールシリンダです。


こちらがホイールシリンダと呼ばれる部品です。

ブレーキペダルを踏み込む事でブレーキフルード(ブレーキ液)が加圧され、その圧力がホイールシリンダに
伝わります。そしてホイールシリンダの両端にあるピストンが押されて左右に飛び出します。


ブレーキシュー(ライニング)ブレーキシュー(ライニング)


ホイールシリンダのピストンに押され、ディスクブレーキで例えればブレーキパッドと同じ役割をしている
左右のブレーキシューが開きます。


ブレーキドラムの内側ブレーキドラムの内側


ブレーキシューが開く事により、周囲を囲んでいるブレーキドラム(黒い蓋)の内側に当たります。

内側にブレーキシューが当たるという事はブレーキが効くという事ですね。
ディスクブレーキで例えれば、ブレーキパッドがブレーキディスクを挟んだ状態という事です。


リターンスプリングリターンスプリング


ブレーキペダルを放すとブレーキフルードの圧が無くなり、ホイールシリンダピストンはブレーキシュー
を開こうとする力(押し出す力)を失います。
すると、左右のブレーキシューをつないでいるリターンスプリングの力でブレーキシューが内側に戻り、
ホイールシリンダピストンも強制的に押し込まれる事になります。


ちなみにサイドブレーキ(パーキングブレーキ)ですが、サイドブレーキを引く事でブレーキシューに
つながれているワイヤーが引っ張られ、強制的にブレーキシューが開きます。


パーキングブレーキケーブルパーキングブレーキケーブル


ブレーキシューが開くという事はブレーキを踏んでいる事と同じですので、ブレーキペダルを踏まなくても
強制的にブレーキを掛ける事ができるという事ですね。



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