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5月29日発行分のイラスト、タイロッドの長さ調整(サイドスリップ調整)です。
タイロッドの長さ調整です
サイドスリップを調整するにはタイロッドの長さを変化させるのですが、実際に長さを変化させる方法を
お話しします。
実際に長さを変化させるためには、「ラックエンド」という部分を回す必要があります。
その為に、まずはタイロッドエンドに締めこまれている「ロックナット」を緩めます。
その後、タイロッドの長さを縮めたい場合(INに片寄っている場合)はタイロッドエンドに締めこむ方向(右回り)
にラックエンドを回します。
逆にタイロッドの長さを伸ばしたい場合(OUTに片寄っている場合)は緩める方向(左回り)にラックエンドを回します。
タイロッドの位置がタイヤの中心より前にある車の場合はこの逆になります。
調整が終わったらロックナットを締め付けて作業完了です。
片寄り具合によって、どのくらいラックエンドを回すのかは経験が必要です。
慣れてしまえば、5分もかからずに作業を終えることができます。
車検前にサイドスリップテスターでサイドスリップを測定し、NGであればこの作業を行います。
ちなみに私は今までユーザー車検に3度行きましたが、まだ調整が必要だった事はありません。
サイドスリップは縁石や車止めに前輪を強くぶつけたりしなければほとんど変化しません。
実際に作業する機会はほとんどの方が無いと思いますが、車検時にはこのような作業をしているんだと
いう事を参考までに知っておきましょう。
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