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ホーム車検編



車検にかかる費用の解説


車検と聞くだけで

「あ〜お金がかかるなぁ」

という印象を皆さんお持ちだと思います。
もちろん私もそうです。

ではどうして車検にはこんなにお金がかかるのでしょうか???
一体何にお金を使っているのでしょうか???

まずは大きな枠でお金の出所を探ってみましょう。

※通常使用の乗用車でお話しします。事業用などは値段が変わりますのでご注意を。


1.重量税

これは自動車の重量に掛かる税金の事ですね。
もちろん自動車の重さによって支払う税金の額が変化します。

そもそもどうして重量税を支払わなければいけないのでしょうか。

私が察するに、道路(アスファルト等)というのは消耗品であり、車が行き来することで
どんどん消耗したり破損したりします。
それを補修するための費用をどこからどのような比率で捻出するかと考えた時に、やはり
影響が大きい重たい車から多く徴収しようと考えますよね。
そうでないと、軽自動車に乗っている人と大型トラックに乗っている人とが同じ重量税
であればクレームは必死。

という事で、自動車の重さに応じた税率が用意されているわけですね。

自動車を持ってはいるが道路を走らない場合(敷地内での使用)も想定されますので、全て
の車に対して課税するわけには行きません。
という事で、間違いなく道路(公道)を走る車と認識できる「車検を受ける車」に対して
課税しているわけです。
ナンバープレートを付けるという事は公道を走ると認識できますので、課税できるのです。

しかしこの重量税には非常に疑問が多いのが現状。

すでに車に関わる税金が使いきれずに余っており、他に回そうと論議されています。
そんな状態でかなり高額な税金である重量税を払う必要があるのか!という事です。
2008年4月にはこの重量税にもかけられている暫定税率が問題になりましたが、結局
据え置きという結果になって残念でなりません…。

また、もし車を下取りに出したとしても税金が戻ってきません。
本来の考え方でいけば「走行する分だけ支払う」はずなのですが、車を乗り換えただけでは
税金を返してくれないんです。
ようやく「廃車した場合だけ返金」という制度ができましたが、非常に中途半端です。

今の時代、事故とかしない限りは車を廃車するなんてありません。
つまり、普通に乗っている以上は税金が返ってくることはほぼありません。

全く納得のいかない制度ですね。

では実際にどれくらいの重量税を支払う必要があるのかご覧ください。

【2年分】(2008年6月時点)

軽自動車は一律 8800円
〜500kg  12600円
〜1000kg 25200円
〜1500kg 37800円
〜2000kg 50400円

規定されているのは「1年分」ですので、新車時のように次回車検まで3年ある場合は
「3年分」を支払う事になります。
つまり上記金額×1.5倍となります。


この重量税ですが、500kg刻みで値段が大きく変わってきます。
車の重さが1495kgという車を選ぶ時、オプションで「4WD」を選んでしまうと
1505kgとかになってしまう事があります。(本当にあるんです)

それだけでかなりの差があるんですね…。

車の重さなんて気にする人はあまりいないと思いますが、オプションで重量税が変わって
しまわないかどうかだけは確認しておきましょうね。
知らずに選んでしまうと、後できっと後悔する事になりますよ。



2.自賠責保険

これは車検時に支払わないといけないという事はありませんが、通常は車検時にあわせて
契約を更新していきます。

自賠責保険が必要という事は車を乗り続ける時。つまり、もし車検を受けない事態になった
時にまだ自賠責が残っているとなると意味不明ですよね。
ですので、通常は車検の有効期限にあわせて契約をします。

普通に考えれば「2年(24ヶ月)」契約をするのですが、「25ヶ月」契約をする方が多かったりします。
というのも、車検がもし知らない内に切れてしまっていたとしても臨時ナンバーを区役所等で
受け取れば車検場などに走行して行ってもOKなのです。
でもその時に24ヶ月契約をしていれば、間違いなく自賠責は切れています。この時にもし事故を
起こしてしまうと超大変です。
任意保険に入っていても任意保険が適用されません!
自賠責に入っている事を前提とした契約をしているはずですので、すべては自賠責が基本
となって事故処理されるのです。
つまりとんでもないリスクを背負うことになるのです。

という事で、もし車検が切れてしまっても安心して車に乗れる状況を用意しておくために
25ヶ月契約をする人が多いのです。

ただ一度25ヶ月契約をしていれば、次回から期限内に車検を行うと必然的に1ヶ月分の
契約期間が余りますよね。新車時であれば37ヶ月です。
ですので、2回目以降は24ヶ月契約でよいわけです。

では25ヶ月契約時の支払額をご覧ください。

【25ヶ月】(2008年6月時点)

軽自動車 19540円
普通車  23170円

2008年4月に自賠責の保険料が大幅に値下げされています。交通事故者の減少による保険料の見直しの結果、
1万円近くの値下げとなったようですね。



3.検査手数料など

これは陸運事務所にて車検を行う為に必要な手数料(作業料)と、車検証の代金です。
実際に車検で確認する項目については次回から徐々にお話ししていきます。

こちらは全部で2000円程度の手数料だけですので、詳細な一覧は割愛しますね。



さてここまでが何もしなくても必ず支払う必要がある手数料となります。
残念ながら、ここの部分は節約できません。節約したければ国会議員などになって大いに論議し、
税金を少なくしてください。
きっと自動車ユーザーから拍手喝采が送られるでしょう (^-^)//""ぱちぱち


普通車にお乗りであれば、この時点ですでに70000円を超えている場合があります。

さて問題はここからですよね。


4.整備料金+手数料

前回の復習となりますが、車検というのは1年に一度行う事が義務付けられている
「12ヶ月点検」をちゃんと行っているかの確認です。
つまり、車検を受けるという事は12ヶ月点検を受ける事と大差ないはずなのです。

通常の12ヶ月点検との大きな違いというのは、各機能部のデータを取られるという事。
ブレーキ力であったり、ヘッドライトの向きや明るさなどですね。
もしこの検査に落ちてしまうと再度整備を行って再検査しなければいけません。
そうなるともちろん手数料を取られますので、一度でしっかり合格させたい!という事で
車検時には12ヶ月点検に加えて「車検整備」が行われます。

つまり、

12ヶ月点検の整備料金+車検整備料金+交換部品代=整備料金

となるのです。

そしてこの整備料金に先ほど長々とお話しした各種手数料が加えられ、さらに車検場まで
の「代行手数料」という物も加わります。


あぁお金がかかりますね〜 (ノ◇≦。) ビェーン!!

代行手数料というのはお店によって様々ですが、意外と高いです…。

一般的に車検代に違いが出る部分はこの「整備料金+手数料」の部分だけです。

ここをいかに安全に節約できるか!

これがポイントです。安全にという部分も大切ですよ。
本当に交換しないといけない部品を交換しなければ、逆に修理にお金がかかりますから(汗)

交換時期の判断というのは実際に部品を見てみないと判断しにくい部分ですので、極力この
サイトでは自身で確認できそうな部分はどんどん写真を掲載して判断基準をお話しして
いきたいと思っています。

それだけでかなり整備料金が変わってきますからね♪






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