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ホーム電気装置基礎編

シートベルトの最新技術



『シートベルトプリテンショナー』

って聞いた事がありますか???

もしかしたらあなたのクルマに装備されているかもしれませんね。
私のクルマには付いているはずです(多分…)


クルマ用語的には、

「プリ」

と付くと、

「事前に」

というニュアンスの意味が考えられます。

もちろんシートベルトプリテンショナーも例外ではありません。


簡単にこの作動をお話ししますと、

『衝突した瞬間、シートベルトが瞬時に引き込まれて乗員をシートに密着させる』

という機構です。


シートベルトは乗員がある程度動けるようにゆとりがありますよね。
しかし衝突した時を考えると、そのゆとり分は危険なゆとりに変身します。

そのゆとり分だけ、乗員は前方へと動いてしまうからです。

もちろんエアバックはすごい勢いで開きますから、乗員に必要以上にエアバックが当たる事
で負傷してしまいます。

そこでエアバックと同様、衝突した事を感知するセンサーがシートベルトにも信号を送り、
衝突した瞬間にシートベルトを引き込み、乗員をシートにできるだけ密着させるという機構です。


すごいですね〜。


しかし衝突した時の2次災害で、もう一つ忘れてはいけない事象があります。

それは、

「シートベルトにより、鎖骨や肋骨を痛める」

という事象です。

もちろん乗員を守るために装備されているシートベルトですが、非常に大きな衝撃で発生する
力をシートベルトだけで受ける事になります。
シートベルトが衝撃を支えるという事は、シートベルトが触れている部分に衝撃が伝わる
という事になりますよね。

シートベルトの耐荷重は数トンという驚異的な強さを誇ります。
しかし、人間の体はそうもいきません。
シートベルトが強すぎるため、人体への衝撃も緩和しにくいのです。(伸縮性はあり)


そこで、

「フォースリミッター」

という機構が存在します。

フォースという言葉は、力や圧力というニュアンスで捕らえる事ができますので、

「力制限」

と約す事ができますね。

つまり、一定以上の荷重がシートベルトに掛かると、乗員保護の観点からシートベルト
を少し引き出します。
もちろん大きく引き出してしまうとシートベルトの意味がなくなりますし、エアバック
との過大な衝突も起こります。

あくまでも少しだけです。

でもその少しが乗員を大きく守る事になります。


さらにもう一つ。


今のクルマはどんどん「自動化」が進んでいますよね。
運転操作の全てを自動化する事は「責任の所在の問題」から当分無いでしょうが、実際に
高速走行などではほとんど手放しでも運転できる機構がすでに登場しています。

車線から外れそうになると自動的にクルマがハンドルを切って車線をキープしたり、
前の車との車間距離を設定すれば、前の車の加減速に合わせて自動的に加減速して
車間距離を保つなど、本当に考えられないほど技術は進歩しています。

先述した「前方のクルマの状況を認識できるようになった技術」を使い、運転者へと
重要な情報を提供してくれる機構があります。

それは、

「前方のクルマとの車間距離が一定以下になると警告する」

という機構です。

この時、「警告音」が鳴るのは予想できますが、直接運転者に触れているシートベルトにも、
ある警告手段を用意しています。

それは、軽く数回シートベルトを引き込んで運転者に知らせるという物です。

ついつい睡魔に負けてウトウトしている時でも、シートベルトが勝手に動いて体を
揺すってくれたら誰でも起きます。

「いや!俺はそれでも起きないぞ!」

という方。

ご安心ください。(安心しちゃ駄目ですが…)


警告後も減速する兆候が見られないときは、自動的に車が急ブレーキを踏みます。


本当にすごいですね〜。


これで絶対に衝突を防げます!

といってしまうと、事故が起きた時にメーカーに責任が追求されることになりますので
メーカーが断言する事はありえません。

しかし、かなりの確率で事故を未然に防げるようになっていることは間違いないですね。


今のクルマは本当に凄いとしか言い様がありません。


しかし、徐々に運転の楽しさが無くなってきている様にも感じてしまいますね。

そうならないように、運転する楽しさをテーマにしたクルマは存続してもらいたい物ですね。



Next⇒警告灯の意味知ってますか?




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